小学生後半から中学生になってくると、かなりのご家庭で子供にスマートフォンを買い与えているのではないでしょうか。うちの子にはガラケーでいい!と思っていた我が家でも、子供の友達関係なども考えると、結局はスマートフォンを買い与えてしまいました。
ですが、やっぱり不安なのはSNSでの犯罪に巻き込まれる危険性や、インターネットのやりすぎ、それから一番はスマートフォン中毒です。スマートフォンをやりすぎると、せっかく勉強した成果も薄れてしまうという研究結果もありますからね。
前にスマホルールの記事を書いていますが、それを自動的に守らせるツールがないかと探していたところ、見つけたのが、
『モバイルフェンス:Mobile Fence』です。
もうすでに一年以上、利用していますが、結構、活躍してくれます。その特徴、機能を紹介していきます。
目次
モバイルフェンスの機能
アプリケーション制限
モバイルフェンスの中心的な機能ですね。子供が使うアプリを制限したり、許可したりします。
電話をかけるなどの緊急時などでいつでも使えないと困るものについては、制限から外すこともできますね。
使用時間制限
名前の通り、制限したい時間帯を設定することができます。よく使う機能としては「週間日程」と「日別使用時間」です。
週間日程
時間は30分単位から。管理画面でマウスでドラックして制限時間帯をマーキングしていきます。曜日単位に設定できますので、学校がある日とない日で設定を変えることもできますよ。
日別使用時間
先の使用時間制限の中で、一日の最大使用時間を設定していきます。時間を超過した場合は、アプリを起動しようとしてもブロックされます。更にモバイルフェンスでは最大使用時間内でのゲームの利用時間も設定できます。
娯楽コンテンツだけ更に制限強化したい場合は便利な機能ですね。
ウエブサイトカテゴリ制限
不適切なウェブサイトへのアクセスを制限します。
特定のウェブサイトや、特定のキーワードで制限をかけることもできますので、かなり強力なフィルタリングができますね。
電話、メール
子供の電話、メッセージの受信、発信をモニタリングできます。自分としてはあまりここまでは干渉したくありませんが、子供のいじめなどの発見にも生かせるかもしれません。
位置
子供の場所をGPSで周期的に確認します。まだ小学生のお子さんであれば、学校の登下校のチェックにつかえそうですね。うちの子は中学生なのこの機能は使ってません。
モバイルフェンスの料金
モバイルフェンスは管理するスマートフォンの台数でプランが決まっています。
プラン |
接続可能台数 |
金額(年額) |
ファミリー3 |
3台 |
$36(USD) |
ファミリー5 |
5台 |
$54(USD) |
ファミリー10 |
10台 |
$99(USD) |
となっています。モバイルフェンスのサイトでは、「ファミリー5」がおすすめとなっていますが、基本、子供の人数分だけで十分でしょう。なので大半のご家庭では、ファミリー3を選択することになると思います。
我が家の場合、中学生用1台を管理していますので、ちょっとコスパ的にはあんまりよくないですね。下の子がスマホを持っても同額で行けそうですが。
モバイルフェンスでちょっと残念なところ
IOSに対応していない
現在はAndroid系のスマートデバイスにしか対応していないとのこと。IOSも是非対応してほしいですね。自宅のIpadも是非制限したい!と思ってます。
モバイルフェンスと付き合っていくために
子供側からすると、かなり「いやーな」ソフトです。なのでしっかり子供と話し合って入れていかないと、険悪な仲になります。
うちでは、子供にモバイルフェンスの設定画面を見せながら、これくらいならできそうだ!というラインを話し合って決めています。
モバイルフェンスを入れない他の友達と見比べると、なんでうちはこんなに厳しいの?って思われ不満がたまる一方ですからね。
一方的に厳しくすると爆発します!
お子さんとうまく納得しあいながらながら入れてみてくださいね。