お子さんにスマホ、持たせていますか?
SNS、ゲーム、ネット、ショッピング゙…大丈夫かな?と
ためらう親御さんも多いはず。
わたしが心配だったのは、
・スマホ依存、ゲーム依存
・ネット犯罪
・SNS上のトラブル、ネットいじめ…etc
うちの子は、中学生になってからのスマホデビューですが、クラスでは遅い方だったそう。仲の良い友達や、部活メンバーとのコミュニケーションツールとして、それから塾からの帰宅時間が遅くなるため、いつでも連絡できる安心感を考え、踏みきりました。
他所のご家庭でも、ルールを決められているお宅は多いですよね。我が家でもスマホ利用ルールを決めています。たまに守れなかったりもしますが、このルールがあるからこそ、危惧していたようなスマホ依存にはなっていないのだと感じています。
目次
ルールを作るときの考え方
時間の制限を決めておく
スマホは手軽に使える分、ゲームや動画を見始めると歯止めが効かないことも・・。
驚いたことに、あのビルゲイツも自分の娘がパソコンを使う時間は厳密に管理しているそうです。
ちなみに、宿題などに必要な時間を除いて、平日45分、休日1時間だとか。
パソコン以上に手軽に使えてしまうスマホだからこそ、購入する前に、しっかり親子で話し合っておくことを強くおすすめします。
決めるときのポイントは二つ。
一つは、利用時間の合計を決めておく(一日1時間、2時間など)。
そして二つ目は、使用してはいけない時間(学校がある日は、朝はやらない、深夜11時以降はやらない、等)を決めることです。
場所を決めておく
自分の部屋に持ち込んでしまうと、どれくらいスマホを使用しているかも分からないし、ベッドに持ち込んで睡眠不足になるのも心配です。子どもの友達も、夜中の2時3時までゲームに夢中らしい~、なんて話もよく聞きます。
体力があるお子さんであれば良いかもですが、うちの子は学校で寝てしまいそうなので、ベット持ち込みは避けたい!と思っていました。
そこで、我が家の場合はスマホの充電はリビングで、そして自分の部屋は持ち込み不可にしています。
初めに決めておき習慣にしてしまう方が、後々のトラブルを招きにくいと思います。
お金について
私はスマホのゲームはやらないので分かりませんが、もしもゲームをやれば課金をしたくなるでしょうし、ネットショッピングが魅力的なのもよーーく分かります。
でも、子どもにまかせてしまうのはまだまだ心配・・・!
スマホを使い、お金に関わることを行いたいときには必ずお父さんかお母さんに相談するように決めています。また、その際のお金は自分のお小遣いの中から出す約束です。
SNS(LINEなど)について
SNSは、とりあえずはLINEのみ許可しています。
普段はおとなしそうに見えるのに、ネットになると人が変わったように、汚い言葉で誹謗・中傷する人がいますが、我が子にそんな風になってほしくないですよね。特に匿名での書き込みとなると、余計に縛りがなくなってしまいます。
書き込んだ言葉で、誰かが傷ついたり、さらには犯罪に巻き込まれることだってありうるかもしれません。ネット上でもしっかりとモラルを持った行動が必要です。「絶対に悪口や非難を書き込まない」が鉄則だと思います。
スマホルールの例
「スマホルールを作るときの考え方」を念頭に置いて、スマホルールの例を記載します。あんまり沢山作っても忘れてしまうので、最低3つ、多くても5つくらいが良いでしょう。
(ルールの例)
その1:使用時間 平日最大1時間、休日最大2時間
その2:夜10時以降、朝の学校行く前まではやらない
その3:スマホゲームの課金は禁止
その4:ネット上で悪口や批判の書き込みは絶対禁止
その5:自宅での利用はリビングルームのみで自分の部屋への持ち込み禁止
ルールを導入するうえでの注意点
ルールを決めてから購入すること!
購入してからルールを決めて守らせるのは非常に苦労します。十分に話し合ってルールをも守ることをきっちり理解させたうえで、購入しましょう。最初は厳しめに設定して状況をみて緩めに下げていくやり方もアリだと思います。逆はだめですよ!守りませんから。
スマホは親の所有物でありそれをレンタルする形で渡す!
自分で端末代や通信費を払えるようになるまでは、あくまでも親の所有物だということにしましょう。親も見たり、使ったりする権利があるということです。そもそも借り物なので大切に扱わないといけないですし、完全に自由に使えるという意識ではなくなるはずです。
ルールを破ったらペナルティを決めておく、そして実行する!
もし定めたルールを破った場合は、ペナルティがありますよ。ということを明確にしておき、かつ破った場合は、必ず実行するということです。せっかくペナルティを決めておいても実行しなければ意味がありません。なのでそのペナルティは現実味のあるものにしましょう。
・ルールを破った場合は、2日間 親が預かる
・ルールを破った場合は、お小遣を1000円減額
・ルールを破った場合は、利用可能時間を半分にする!(制限アプリなどを入れている場合)
(現実味のない例)
・ルールを破ったら、スマホを解約する など
などなど
まとめ
自分も子供時代にゲームにはまった口ですが、スマートフォンはゲームに加え、コミュニケーション、メディアとなんでもオールマイティに使えるものだからこそ、なかなか距離を置くことができません。
でも一旦、はまってしまうと人生を大きく蝕む危険性も秘めてますので、子供とうまく話し合いながらルールを決めてバランスを取りながら使わせていきましょう。