Kindle UnlimitedとPrime Readingを徹底比較！｜コスパや利便性、おすすめの選び方を解説

皆さん、こんにちは！

Amazonが提供する書籍の読み放題サービス、「Kindle Unlimited」と「Prime Reading」がありますが、どちらも月額料金を支払うことで、対象の書籍やマンガ、雑誌を追加料金なく読むことができます。

両サービスにはそれぞれ特徴があり、選ぶ際にはそれを把握したうえで登録したいですね。本記事では、Kindle UnlimitedとPrime Readingを徹底比較し、コスパや利便性、おすすめの選び方について解説していきます。

自分に合った電子書籍サービスを選ぶ際の参考にしていただければ幸いです。

Kindle Unlimitedとは

Kindle Unlimitedは、月額980円で200万冊以上の電子書籍が読み放題となるサービスです。

対象の書籍は小説やビジネス書、漫画など多岐にわたり、新刊も含まれています。また、雑誌や児童書、洋書なども充実しています。

▼下記ページにも詳細を紹介してますので、ぜひご覧ください。

Prime Readingとは

プライム会員向けのサービスなので、新たに追加料金が発生することなくプライム会員の会費（年会費4,900円又は月会費500円）を支払っていれば、他のサービスと合わせて利用することができます。

好きなだけ読み放題
小説、ビジネス本、実用本、マンガ、雑誌、洋書など幅広いジャンルから楽しめる
お好きな端末で
Kindle端末だけでなく、お使いのスマートフォン、タブレット、PCでもご利用可能

　アマゾン「prime reading 紹介ページ」より

対象となる書籍の種類や数はKindle Unlimitedと比べると、比較にならないくらい少ないところが難点ですが。

Kindle unlimitedとPrime Readingを徹底比較！

まずはKindle UnlimitedとPrime Readingの違いのポイントを表で比較します。

各サービスを表で比較

	Kindle Unlimited	Prime Reading
サービス概要	無制限の読み放題サービス	Prime会員向けの限定サービス
料金体系	月額980円	Prime会員には無料で利用可
提供される書籍の種類や数	和書12万冊以上 洋書120万冊以上	Kindle Unlimitedのタイトルの中から、和書、洋書、あわせて数百冊
同時に読める冊数の制限	最大20冊	最大10冊
利用可能なデバイス	Kindleデバイス、スマートフォン、タブレット、PC	Kindleデバイス、スマートフォン、タブレット、PC
月額料金とのコスパ比較	値段は高いが読み放題の量が多い	Prime会員向けで無料のため、コスパが高い
書籍のジャンル	本、マンガ、雑誌など	本、マンガ、雑誌など

コスパ面での比較

次に、Kindle UnlimitedとPrime Readingのコスパ面での比較について詳しく見ていきましょう。

まずは、月額料金についてです。Kindle Unlimitedは月額980円ですが、一Prime Readingは、Amazonプライムに加入している場合には追加料金無しで利用できます。

Amazonプライムの月額料金は500円です。年間プランにすることで1ヶ月あたり約408円となりさらに安くなります。コスパの面ではPrime Readingが圧倒的に優れています。

ただし、Kindle Unlimitedには、Prime Readingには含まれない漫画や雑誌などのコンテンツが多数含まれているため、その点については考慮する必要があります。

各サービスの割引やキャンペーンについても比較してみていくと、Kindle Unlimitedは、たびたび割引キャンペーンが実施されることがあります。例えば、新規加入者に対して、初回3ヶ月が99円で利用できるといったキャンペーンが行われることがあります。

一方、Prime Readingには、割引やキャンペーンの対象となることはあまりありません。

以上のように、コスパの面ではPrime Readingが圧倒的に優れている一方、Kindle Unlimitedには独自のコンテンツが豊富なため、目的や利用スタイルによっては、Kindle Unlimitedの方がお得だと感じる場合もあるでしょう。

利便性面での比較

次に、Kindle UnlimitedとPrime Readingの利便性面での比較について見ていきましょう。

まずは、読書アプリやデバイスの使い勝手についてです。Kindle Unlimited、Prime Reading共に、Amazonが提供するKindle端末やスマートフォン、タブレットなど、様々なデバイスで利用することができます。

また、Kindle端末には、電子ペーパーを採用しているため、長時間の読書でも目の疲れが少ないというメリットがあります。

両サービスとも同時に借りられる冊数には制限があります。Kindle Unlimitedは20冊まで、Prime Readingは10冊までとなります。冊数を超えて新しい本をダウンロードするときには、ほかの本を返却する必要があります。

※以前はKindle Unlimitedの方も上限10冊までで、物足りなさを感じましたが、20冊まであれば、不足感はほとんど解消しました。

各サービスではどんな本が読めるの？

Kindle Unlimited、Prime Readingで読める書籍のジャンル毎の数を、それぞれAmazonの検索画面で調べてみました。

Kindle Unlimitedで読める書籍のジャンル毎の数

ジャンル	対象書籍の数
文学・評論	50,000 以上
人文・思想	50,000 以上
社会・政治	20,000 以上
ノンフィクション	2,000 以上
歴史・地理	20,000 以上
ビジネス・経済	40,000 以上
投資・金融・会社経営	20,000 以上
科学・テクノロジー	20,000 以上
医学・薬学	6,000 以上
コンピュータ・IT	9,000 以上
アート・建築・デザイン	10,000 以上
趣味・実用	20,000 以上
スポーツ・アウトドア	9,000 以上
資格・検定・就職	2,000 以上
暮らし・健康・子育て	30,000 以上
旅行ガイド・マップ	10,000 以上
語学・辞事典・年鑑	5,000 以上
教育・学参・受験	20,000 以上
絵本・児童書	10,000 以上
コミック	50,000 以上
ライトノベル	10,000 以上
ボーイズラブ	10,000 以上
ティーンズラブ	10,000 以上
タレント写真集	10,000 以上
エンターテイメント	6,000 以上
楽譜・スコア・音楽書	2,000 以上
雑誌	20,000 以上
アダルト	50,000 以上

数が多いので、●●以上と表示されます。実際は、この数よりもっと多いと思われますが、非常にボリュームがあります。（2023/3月時点）

Prime Readingで読める書籍のジャンル毎の数

ジャンル	対象書籍の数
小説・評論	47
ビジネス・経済	234
趣味・暮らし	104
絵本・児童書	8
コミック	135
雑誌	375
洋書	739
その他	197
全体	1839

量的にはかなり物足りなさ感があります。（2023/3月時点）

Prime Readingの対象となっている本をよく見ると、「Kindle Unlimited」のマークが皆、付いています。付いていないものはざっと見る限り無さそうです。

よくよく紹介ページを見ると

Prime Readingの対象タイトルはすべてkindle unlimitedの対象タイトルです。

とのこと。

Primie会員ならPrime Reading以外に多くのサービスが受けれる

Prime Reading単体で見ると、かなり物足りない感じがしますが、プライム会員の特典全体を見ると、決して物足りないということはありません。逆に使いこなすのが大変なくらいなサービスです。

プライム会員特典	概要
配送料無料	Amazonで商品購入した配送料が無料
Prime Video	ドラマや映画、アニメなどの動画が見放題
Prime Music	対象の音楽が聴き放題
Prime Photo	写真やビデオが保存できるストレージサービスを利用可
Prime Reading	対象となっている本が読み放題
Amazon Music Unlimited	音楽聞き放題サービスの割引
プライム会員限定セール	会員限定のセールに参加可能

そのほか、細かな特典がいくつかあります。上記のサービスを活用することで、十分、元は取れるでしょう。

Kindle UnlimitedとPrime Readingの選び方のポイントとおすすめ　　

Kindle UnlimitedとPrime Readingどちらを選ぶか迷ってしまう方も多いと思います。以下に、選ぶ際のポイントとおすすめの利用方法を紹介します。

目的や利用スタイルによる選び方のポイント

Kindle Unlimitedは、月額980円と少し高めですが、読みたい書籍が多い方や、小説を中心に読む方にはおすすめです。

逆に、Prime Readingは、Amazonプライム会員なら無料で利用でき、対象本が少ないので、あまり利用されない方は、Kindle Unlimitedのお試し的に使う場合にはおすすめです。

お得な割引やキャンペーンを活用しよう

Kindle Unlimitedは、3ヶ月間無料で利用できるキャンペーンが行われることがあります。また、定期的にセールが行われているため、自分が読みたい書籍がセール対象になっていないかをチェックしてみましょう。

Prime Readingでは、月額500円で洋画や邦画が見放題になるAmazonプライムビデオがあります。これらのサービスを併用することで、より充実したエンタメライフを楽しむことができます。

まとめ

プライム会員の方は、Prime Readingを利用できます。プライムビデオなど、ほかのサービスを目的にサービスに入られた方は、意外と使っていないケースも多いのので、ぜひ活用してみましょう。本の読み放題サービスがどんな使い勝手が良くわかると思います。

使ってみて物足りない場合は、Kindle Unlimtedのお試し期間でまずは無料体験してみるとよいでしょう。

以上、Kindle UnlimtedとPrime Readingについて書いてきました。両方とも無料体験できますので、詳細はそちらで確認してみてください。